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イベントレポート No. 21
第4回細胞競合コロキウム

 第4回細胞競合コロキウム(通称:細コロ)が、平成27年3月12~13日に行われました。12日は北大にて、13日からは定山渓温泉郷にある定山渓ホテルに移って、2日間にわたる長丁場となりました。今年からは、新学術領域「細胞競合班」の若手研究発表会も兼ねて行われたこともあり、50名以上の参加者を得て、大変活気のある研究集会になりました。第1回は、ヤスラボと井垣研からのみの参加というとても小規模な会でしたが、このように盛況な会になってきたことはオーガナイザーとしても感慨深いものがあります。

 今回は34のoral presentationと14のポスター発表。PIは発表をしないという細コロのスタイルのもと、若手中心の発表でしたが、質の高いトークが多く、2日間にわたって様々な細胞競合研究についてホットな発表が続きました。何よりも印象に残ったのが、トークの後の質問の多さ!トークの後に、しばしば10人ぐらいがマイクの前に並ぶという、他の学会でもあまり見かけることのない光景が繰り広げられました。しかも、若い学生やポスドクが熱心に質問してくれていたのが嬉しかったなあ。PIからの質問は一番最後ということで、長い列の後ろに並ぶのを断念したことも度々。優秀でやる気のある若者が、多く参加してくれていたことを頼もしく思いました。質疑応答の時間がとても長くなったので、30分X6回あったコーヒーブレークはほとんど消えていきました。2日目は終了時間も押しに押してしまい、夕食時間は45分しかとることができなかった。いやあ、本当に熱い研究発表会だったなあ。素晴らしい!!
 また細コロのいいところは、学生が毎年成長していくのを見守ることのできるところ。来年もまた多くの学生が参加してくれることを祈っています。ポスター発表も、例年同様大いに盛り上がりました(発表内容を規定により公表できないのが本当に残念)!!これも細コロの醍醐味ですね。今年から学生の発表者の中から、特に優れていた者を表彰することになりました。PIによる投票の結果、以下のように決まりました。
最優秀発表演者:坪井有寿(大阪大学)
優秀発表演者:大岡敦子(北海道大学)

また、活発に質問をしていた学生の中から以下の者が表彰されました。
ベストディスカッサー賞:河原崎陽介(東京大学)、齋藤沙弥佳(北海道大学)

おめでとうございました!!表彰状を作ることを早急に検討します!

夕食、ポスター発表を終え、午後10時からは恒例のUNO、マージャン大会。これも大いに盛り上がりました。
UNOはワイワイガヤガヤとかなり盛り上がっていましたね(石谷先生オーガナイズありがとうございました!)。2部に分かれて、熱い戦いが繰り広げられていました。石谷先生は、昨年2位の雪辱を果たしましたね。今年は圧倒的な強さを見せていたとのことでした。おめでとうございます!
マージャン大会は、今回は3卓で開催。1卓は神戸大学の栗栖君(通称:クリス)の懇切丁寧な指導のもと、初心者講習会。御蔭さまでマージャン人口が広がりました(クリス、ありがとう!)。残りの2卓では、各々の誇りと名誉を賭けた熱い戦いが!合計11名が最大4半荘戦いました。午前7時まで3半荘戦ったところで、ヤスと河原崎君(通称:カワラ、東大M2)との僅差のトップ争いに。そして、勝負を決する最後の半荘に突入。東1局で、親のヤスが連続満貫を上がり、勝負あったかに見えたが、南2局で親のカワラが何と8連荘!一気に1万5千点近くの差をつけて大逆転。そしてその時、午前9時15分。帰りのバスの時間(午前10時)が迫っていたので、午前9時半までで雌雄を決することになった。さあ、いよいよ最後の戦いだ。しかも2翻シバリ。うーん、ドラが2枚あるなあ。おっと、平和の形になってきた。これでリーチをかければ2翻にはなる。でもドラドラで7700点どまりなので、このままでは逆転はできない。その時に、上家の井垣先生が、「カン!」。おっ!ドラが2枚増えたぞ!ここで、すかさずリーチ!そして、気合いのイッパツツモ!!!!カン裏ドラ2枚のった!!リーチイッパツツモドラ6、倍萬16000点!逆転!頭を抱えるカワラ。いやあ、本当に奇跡的な薄氷を踏むような勝利であった。井垣先生、ナイスアシスト!
ということで、何とか4連覇を達成することができました。カワラは本当に強敵であった。来年また戦いましょう! 結局今年も一睡もせず、朝飯を食べることはできなかった。。。。

ゲーム大会結果

麻雀 UNO
1位 ヤス 北海道大学 1位 石谷 九州大学
2位 河原崎 東京大学 2位 梶田 北海道大学
3位 八子 北海道大学 3位 佐々木 北海道大学

updated : updated : 2015/03/27