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イベントレポート No. 32
化学科雑誌会主催 野球大会 2019

2020年3月にヤスラボが京大へ移転する予定であることから、これが最後の化学科野球大会参加。これまで数々の感動と思い出を紡ぎ出してきた野球大会。昨年度に、これまでエースだった公二朗とセンターの伸也などの主力が抜けたこともあり、今年は生体防御との合同チームとなった。ヤスは、残念ながら出張のために、1日目のみの参加。試合に備えて週末に2回ほどの合同練習をこなした。さて、今年はどのようなドラマが展開されるのだろうか。

1回戦 ヤスラボ・生体防御 19 VS 生物化学 9

ヤスは昨年の大会でヤスラボメンバーの中で最もよく打った(2試合で2塁打を3本)こともあり、4番セカンド。先発ピッチャーはジャイロ。ヤスラボ/生体防御合同チームの先攻で試合開始。1回表、相手ピッチャーのストライクが入らない。いきなり、1番から3番まで連続ファーボール。ノーアウト満塁でヤスが打席に。初球、2球目を見送った後、3球目に真ん中高めのややボール気味の球。バットをかぶせながら引っ叩くと快音を発して、センターへ!ボールはセンターの脇を抜けていき、外野を転々と。走者一掃の3塁打で、いきなり3点先制!ベンチも大いに盛り上がりました。この後も、ファーボールの連続。ジャイロの連続ヒットやサバンナの好走塁などもあり、大差がつく展開に。
3回表を終えてかなりの点差がついたこともあり、ここで、ヤスがマウンドへ。8年前の大会で、登板したものの押し出しを含む3ファーボールを出した悪夢を払拭するべく、マウンドに立つ。嗚呼、しかし、やはりストライクは入らない。たまに入ったストライクも見送られる(打ってくれよ?)。ストライクを入れようと、フォームも小さくなってしまい、なんともバランスを欠いてしまった。試合前のキャッチボールではあんなに調子が良かったのになあ。3打者連続ファーボールを出したところで、ジャイロにマウンドを譲った。ああ、悪夢再び。もう人生でピッチャーをやることはないだろう。
ジャイロも、つられたようにコントロールを乱し、3回裏に多くの失点を許してしまったが、それまでの大量点に守られて圧勝。2回戦に駒を進めた。

2回戦 ヤスラボ・生体防御 31 VS 物質変換 4

相手チームの4人が女性!初めてのパターンだ。1回の表、ヤスラボ/生体防御合同チームの先攻。うーむ。相手ピッチャー、ストライクが入らない。ファーボールが、延々と続く。ピッチャーが変わっても同じ。ホッシーの満塁ホームラン(まあ、普通ならセンター前ヒット)、外山くんの好走塁などもあり、大量得点。先発ピッチャーのソウヘイも初回にいきなり連打を浴びたものの、コントロール良く打ち取っていき、得点を許さなかった。大差をつけての圧勝!
ヤスの化学科での野球人生はこれで幕を閉じた。初戦の初打席にタイムリー3塁打を打った後は、なかなかストライクが来ないので、ボールを打ちに行ったこともあり、いい当たりを放つことができなかった。セカンドの守備も1回、緩いゴロをさばいたのみ。もう少し、緊迫した試合で守備、打撃を楽しみたかったなあ。でも、しゃーない。チームが2連勝したことでよしとするか。
女性陣は打撃好調。生体防御の新戦力、ソウヘイ、ヒロ、外山くんもいい働きをしており、今後の活躍が期待できる。後の戦いを託して、出張へ旅立つ。

 

3回戦 ヤスラボ・生体防御 7 VS 有機化学第一 14

ヤス不在の中での試合。残念ながら、勝利を挙げることができなかった、との報を出張先で聞く。残念。今年の野球大会はベスト8で終了。

 

 

ヤスラボ化学科野球大会の歴史はこれにて終了。「イベント」に記載された2011年からの数々の野球大会のレポートを読み直してみて、本当に多くのドラマが繰り広げられたことを思い出す。ヤスラボメンバーや合同チームで共に頑張った生体防御や光電子研のメンバーと、一生記憶に残る素晴らしい思い出を作ることができた。いやあ、本当に楽しかったなあ。野球大会に心から感謝!
京大に移っても、こうしてラボのメンバーと一体になることができる行事があるといいなあ。これからも、サイエンス、リクリエーション共に、ヤスラボメンバーと全力で楽しんで行きたいな。

updated : 2019/11/27